住まい探しのポイント
- 新築マンションは当初、小さな欠陥が散見されることが多く(例えば、窓と窓枠の間に隙間が空いている等)、修理しながら住むことを余儀なくされるため(インドでは修理に時間がかかる)、 中古マンションがお勧めです。ただし、中古マンションは、基本古く不潔な住居が多く、外国人が住むことができる住居は限定的です。
- ほとんどの住居は日本人が住むためには改造が必要です。例えば以下の作業では通常2~3ヵ月程度を要します。
1) 家具の入れ替え
Full Furnishedであっても、インド家具は不具合多く、入れ替えが必要です。
2) キッチンへのエアコン設置
インドではメイドが料理するためキッチンには通常エアコンはありません。エアコンなければ、暑すぎて日本人には厳しいかと思います。
3) 湯沸かし器の設置
シャワーにGIZAといわれる湯沸かし器の設置が必要です。冬は最低で10℃程度となるため、GIZAは大きければ大きいほどいいかと思います。(50L以上は確保したい)
4) 浄水器の設置
日本人には必須です。RO式がいいかと思います。
5) 冷凍庫の設置
日本食備蓄用に必要です。調味料用に冷蔵庫も2つあったほうがいいかと思います。
6) バックアップ電源の設置
停電があるため、冷凍庫・冷凍庫には必須です。
エリアガイド
日本人駐在員が住んでいる主な地域は以下になります。
- Ballygunge地区: 昔ながらの高級住宅街。総領事公邸もあり、日本人の人口が一番多い地域(と言っても10世帯強)。周りにはマーケット、ショッピングモール等もあり、非常に便利。
- Alipur地区: コルカタ随一の高級住宅街。ただし雨季に道路が冠水すること多く、通勤に不便。昔は日本人世帯も多かったが、現在は少ない。
- 南方地区: 2008年開業の東インドで最大級のショッピングモール、South City Mallに面したSouth Cityマンションに、近年、日本人が集中。
- ニュータウン: 最近、空港近くにニュータウンが出現。ドンドン新しいオフィス、マンション、ショッピングモール、ホテルなどが建設され、そこに住居を構える日本人も近年、増加中。
入居前手続き
- 通常は不動産屋を通じて手続きを実施してもらいます。
- よい不動産屋の場合は、オーナーとの契約協議を含め、入居前手続きを先導してくれるので、不動産屋選びが重要です。
インフラ手続き
- オーナーとの契約時、インフラ手続きをオーナー側の業務として契約しておけば非常に楽です。
家事手伝
- インドでは一族で代々、同じ職業を踏襲していることが多いです。そのため、現在、日本人家族に奉仕している家事手伝いの血縁を紹介してもらう方法があります。 したがい、日本人会等に問い合わせれば、よいツテが見つかることもあります。